株式会社川村製作所 製品紹介
マイクログルーブロール写真

マイクログルーブロール
逆クラウン上に100μ以下の微細な溝を加工したロールです。川村製作所では100μm以下の非常に微細な溝の加工が可能で、クラウン形状や逆クラウン形状に合わせて加工する事もできます。微細溝加工により基材へ転写傷をつけずにシワ伸ばし効果やグリップ力アップ等の効果が期待できます。また、レプリカによる転写形状の検査や光学測定機による形状測定も可能です。お気軽にご相談いただきたいと思います。

レプリカ断面形状 形状光学測定

Wヘリカルマイクログルーブロール写真
Wヘリカルマイクログルーブロール
左右から中央に螺旋溝形状で微細な溝を加工したロールです。
中央部拡大 端部拡大

クロス溝ロール写真
交差溝ロール
交差する溝を加工したロールです。

円弧状溝切り写真 円弧状溝切り拡大写真
円弧溝ロール
幅8mm、深さ2.4mm、半径4.5mmの円弧状の溝を切っています。

冷却ロール 内筒螺旋溝構造写真
冷却ロール 内筒螺旋溝構造
内筒が螺旋溝構造の流水路になっています。

冷却ロール 内筒ペリフェリ構造写真
冷却ロール 内筒ペリフェリ構造
内筒がペリフェリ構造の流水路になっています。

ローレット状ネジ切り写真 ローレット状ネジ切り拡大写真
ローレット状ロール
ローレット加工ではなく1条ずつ切削加工したロールです。

長リードネジ切り写真 長リードネジ切り拡大写真
長リードロール
ボールエンドミルで長いリードのネジを切っています。

Wヘリカルロール全体写真 Wヘリカルロール中央部写真
Wヘリカルロール
中央でネジ方向を反転させています。

サクション穴開け写真
サクションロール
多数の空気穴を開けたサクションロールの外筒です。

均一ニップロール写真

均一ニップロール
低たわみかつ均一なニップ量になる構造のロールです。基材をニップする場合に通常構造のローラでは加圧するとタワミによりローラの両端部にかかる圧力が高くなり、中央部は逆に低くなるという現象が起きます。均一ニップ構造では外筒と内筒を中央部で支持する事により、荷重を掛けた際に外筒と内筒のタワミ方向が逆になる現象を利用してそれぞれのワタミ量を相殺し、全体としてタワミ量を大きく減らしつつ均一なニップ量になる事を実現しました。素材は鉄、SUS、AL、CFRP等色々な素材に対応します。又、冷却構造を合わせ持ったロール製作も可能です。(特許取得済み)

通常構造図 均一ニップ構造図